軽トラックのスズキ・キャリーのラジオのアンテナが折れました。

スズキのキャリーに乗っているのですが、ラジオが聞こえなくなりました。

と、言いますかラジオのアンテナが折れているのです。

軽トラは運転席の屋根が乗用車よりも少し高くて、それにも増してラジオのアンテナが高くそびえ立っています。

ですから、ガレージやカーポートに入れる際に、アンテナがシャッターや天井付近の鉄骨などに当たり、折れてしまうのです。

常にアンテナを閉まって置くと被害はないのですが、それでは軽トラの唯一の情報機器でもありますラジオが聴けません。

走る前にアンテナを伸ばし、ガレージに入れる際に凹ませば良いのですが、一々面倒くさいことになるので、ついつい伸ばしたまま車庫入れをしますと、アンテナを折ってしまいます。

何とか短いアンテナを付けたいなー思っていましたから、この際既存の純正のアンテナを外し、今流行の短いアンテナに替える事にしました。

しかし、替えると言っても既存のアンテナを外さなければいけません。

外した後に、巷で売っている短いアンテナを付けるのですが、中々面倒な気もしましたが、思い切ってアマゾンで短いアンテナを注文しました。

ところが、よく見ると、その短いアンテナは、ルーフトップに穴を開けるタイプしか売っていません。

しかし、ルーフトップに穴を開けるのは気が引けますから、今までの既存のアンテナが付いていた場所のケーブル引っ込み口の穴を使いたいので、その方向で考えて見ました。

そしたら、そのアンテナをどうして付けるのかと言えば、ルーフトップにマグネットにて固定するアンテナマウントベースがこれまたアマゾンで売っていたので、アンテナと同時購入に踏み切りました。

短いアンテナが、¥1,800くらいで、アンテナマウントベースが¥2,000でありました。

この値段は、スズキのキャリーに付いていた既存のアンテナの値段が¥3,800くらいなので、ほぼ同金額でしたので満足して購入しました。

このアンテナマウントベースはマグネットなので、ルーフトップの何処でも張り付き、非常に強いマグネットですから安定しています。

非常に強いマグネットベース

工事

工事のやり方は、まず既存のアンテナケーブルをルーフトップから引き抜くことから始まります。

キャリーに付いている既存のアンテナとドレン管

アンテナケーブルを引き抜くことは簡単だと思われたのですが、あっちこっちに引っかかり、結構手間取りました。

それで、まずラジオを外しアンテナケーブルを抜き、そのプラグの先にタコ糸を結びつけ、ルーフトップから引っこ抜きました。

そうすれば、交換するための新品のケーブルにそのタコ糸を結びつけ、車内からそのタコ糸を引っ張ればアンテナケーブルが楽に車内に引き込まれます。

そうしないと、ルーフトップからダイレクトにケーブルを入れても入りにくく、失敗する恐れがあるからです。

加工の終わった新しいアンテナケープルが車内に入ったところで、ラジオのスイッチを入れてみたところ、凄く感度よくFM局とAM局が飛び込んできました。

これで、ラジオを聞きながら楽しく軽トラの運転が出来そうです。

最後は、ケーブルを入れたルーフトップのカバーをネジで止めましたが、ケーブルカバーの穴を大きく開けているので雨水が入ってきます。

雨水が入ってこないよう、ホットボンドでケーブルとケーブルカバーの間の隙間をガッチガッチに隙間なく固めました。

加工

ケーブルを車内に引き込むためのケーブルカバーの加工が必要となります。

ルーフトップに付いている既存のアンテナケーブルカバー
小さい穴が1つ開いている

既存のケーブルカバーは雨水抜き用のドレン管とケーブルが一体となっていますが、そこにアンテナケーブルを通すとなるとドレン管も邪魔になります。

そこでドレン管やケーブルを切ってしまい、新しくケーブルが通るよう大きな穴を開けます。

10mmのドリルでケーブルカバーに穴を開けました。

それでも少し小さかったので、リーマーでもう少し大きく広げてケーブルが通る寸法にまで開けました。

工事前の加工はこれだけで終わりです。

後はルーフトップからケーブルを差し込み、ラジオに接続するだけです。

新しくアマゾンから買った短いアンテナ

アンテナ交換工事は割と簡単でしたが、暑さの中で孤軍奮闘しましたので疲れました。

このアンテナに付け替えれば、ドルフィンアンテナにも交換可能となります。

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